こんにちは。当院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
高槻市のまつむらファミリー歯科 院長の松村淳史です。
先日、当院で採用している小児矯正のマイオブレースシステムのセミナーに参加してきました。今回の講師は大阪市の真田山歯科院長の森下先生です。
森下先生のクリニックには2度見学にお邪魔しておりまして、また、つい最近開業されたマイオブレース専門医院、うめきた矯正歯科にも見学にいかせていただいており、個人的にも大変お世話になっている先生です。
今回のセミナーは
森下先生がなぜマイオブレースが子どもの不正咬合に必要なのかを、
矯正専門医の松岡先生が実際の症例や治療の流れをお話するという2本立ての構成でした。
個人的に印象に残ったのは
あごをしっかり成長させてスペースを作るとこどもの歯の生え変わる順番が、変わるかもしれないというお話でした。
私達歯科医療者は12435という順番で永久歯が生え変わる(3は犬歯です)と習うのですが
それは日本人のあごの大きさが足りない人が多いからで、マイオブレースでしっかりあごを前に成長させると、12345という順番に永久歯が生えるというのです。
だからなんやねんというお声が聞こえてきそうですが、レントゲンを経時的にお見せ頂いて、そんなことが起こるのかと衝撃を受けました。
松岡先生の講義では矯正専門医として、従来のワイヤーを使った抜歯矯正よりも、歯を抜かないワイヤーも使わないマイオブレース治療のほうが、治療後のお顔がはっきりしていてきれいに見えるなど、従来の方法にはないメリットをたくさん提示していただき、矯正専門医でもこの治療を選択されるということ自体が、説得力のあることだなと感じました。
お二方とも、今のこどもたちの未来のために本当に必要な治療はなにかを考えられ、たくさんの子どもたちにそれを提供し、健康なお顔とお口の環境づくりを行って、素晴らしい結果を残してらっしゃいました。
微力ながら当院でもそのような健康のお手伝いをしていければなと思い、この分野の勉強をもっと深めていきたいなと感じました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!