あけましておめでとうございます!院長の松村です。
2024年1発目のブログは歯科衛生士の国家試験についてです。
つい先日、大手前短期大学様の衛生士国家試験対策講義に行ってまいりました。
衛生士はお口の健康を患者さんのいちばん近くでサポートする、歯科医院にとってとても大事な職業です。
衛生士のお仕事は、お口の状態のチェックから、清掃指導、歯ブラシでは取り切れないような歯石の除去やクリーニング、ドクターの診療の補助まで多岐にわたります。
当院では予防歯科に力を入れておりますので、おのずと衛生士の役割が重要になり、他院ではあまりやっていないような唾液検査や食事指導まで様々な知識が必要となります。
そんな歯科衛生士は患者さんのからだにふれますので当然国家資格が必要で、そのための試験が毎年3月ごろに行われます。
今回、大手前短期大学様と歯科医科の勉強会bloom様と私とのひょんなつながりから講義をご依頼いただき、僭越ながら国家試験を間近に控えた学生さんたちに講義を行いました。
私に任された講義の内容は補綴(ほてつ)です。
補綴とは失った歯を人工物で補うことです。
よくあるのは、被せ物や、入れ歯、インプラントあたりです。
この分野は技工士さんとのコラボレーションで仕事をすすめるので、とくに衛生士さんにはイメージがつきにくい分野でして、
苦手意識をもっておられる学生さんも少なくないようです。
そこで今回は実際の義歯をもっていって、見てもらいながら、できるかぎりイメージを頭の中に作ってもらい、そこから言葉を覚えてもらうという順番で講義を進めました。
わけのわからない横文字、とっつきにくい漢字の羅列、どんな試験でもありますよね。😅
短い時間でしたので、補綴に興味をもってもらうまでは難しくとも、少しでも勉強のお役に立てればと思い、お話をしました。
当院にも来春、新人衛生士さんが入職予定です。
学生のみなさまにはあと少し、力をふりしぼって走り切ってほしいなと応援しております。
最後までお読みいただきありがとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします!