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高槻市の歯医者、まつむらファミリー歯科の
歯科医師の松村えりかです。
7月28日(日)に開催された
大阪大学歯学部附属病院 顎口腔機能治療部が主催する研修会
たべラボ~こどもの「食べる」を応援する研究所~ に
パネリスト 兼 司会進行役 として登壇しました🌈
どんな研修会か?というと、
小児の摂食嚥下(食べたり、飲み込んだり)に関わる医療者を対象に、
こどもの食べる訓練について考え・学ぶ会です。
私は大学病院勤務中にこの研修会の立ち上げに関わり、
開業後も活動を続けてきました。
今回は第3回目の開催!テーマは「拒食のあるお子さんへのアプローチ」。
今回も大盛況でした✨
これまで赤ちゃんからご高齢の方まで、摂食嚥下の診察をさせていただきましたが、
お子さんの診察で最近多いと感じるのは、
「偏食がひどくて食べるものが限られる…」
「ミルクしか飲まず、離乳食が進まない」
などの声です。
全身的な背景、こだわりなど心理的なハードル、機能習得のつまずき、、、
さまざまな原因がありますが、
どの場合であっても大切にしたいアプローチは
⭐スモールステップであっても、そのお子さんができていることを見つけ、認めること⭐
⭐食事を「安心できて楽しい時間」と感じてもらえるようにすること⭐
です。
閉会のあいさつで、師匠がコメントを寄せてくださった
「専門職がご家族とともに解決策を考え、試行錯誤することが大切」という言葉が
とても心に響きました。
ただでさえ育児は「よくわからん!」ことばかり。
そのうえで毎日向き合わないといけない”食べる”ということ。
もしもこの記事を見てくださっている、”食べない”お子さんの保護者の方がおられたら、
1人で悩まなくてもいいですよ。
これをしたら絶対に食べられるようになる!という
魔法のような方法はありませんが、
できることを一緒に考えることができます。
ぜひご相談くださいね😄