高槻市の歯医者 まつむらファミリー歯科のブログ&コラム

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前歯のインプラント治療

こんにちは。当院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
高槻市のまつむらファミリー歯科 院長の松村淳史です。

本日は院長が参加している勉強会の年次総会があったのでそのご報告をさせていただきます。
お医者さんの勉強の場というと「学会」というイメージがあるかもしれませんが、実はそれだけでなくもっと少人数の医師が集まりテーマを決めて議論をする「勉強会」というものがたくさん存在します。
学会というのはガイドラインを作ったり、声明をだしたりして一般の方と医療者を結びつける役割がありますが、勉強会は違います。
勉強会は医療者のみが集まり、どんな治療をしているかや、どうやったら結果がよくなるかなど、お互いに知恵を出し合って、切磋琢磨する場です。
ときには厳しい指摘をされたり、自分の至らなさを痛感したりなど悔しい思いをすることもありますが、それがないと成長しないですよね、どんなお仕事でも同じかと思います。

今回参加したのは歯周外科(歯茎まわりの手術)やインプラント治療を日々行っている先生方があつまる会で、その会の年に一度の総会でした。
私も普段は発表をする機会は少ないですが、この場では会員全員が持ち時間8分で発表を行います。
私のテーマは「上顎前歯部インプラント治療で生じた審美障害に対してリカバリーを試みた症例」
噛み砕いて言うと、見た目がよくないインプラントをきれいに修正しましょう、ということです。

詳しい内容は割愛しますが、強調したいのは、写真で記録をとることの重要性です。
当院では必ず初診時にお口の写真をお撮りします。また、治療がすすんでいくと、その都度記録でお写真をとります。もちろん患者様にご自身では見えない部分をお見せして、理解してもらうために撮るのですが、こちらとしてはとっても貴重な学びの記録でもあります。
自分たちが行った治療が長期的にどのように保たれるのか、もしくは変化していくのかや、手術であればその手技が妥当なものだったかなど、あとで振り返るには必須の情報と考えられます。
その記録をもちろん個人情報は伏せたうえで発表し、それをもとにディスカッションを行います。
いざスライドを作ると、自分の未熟さを確認したり新たな疑問が発生したり、発表をすると自分が気づいていなかったことを教えていただいたりして、本当に勉強になります。
医療の世界も日進月歩なので、常に自分を一歩引いた目で見て、世界に取り残されてないか、自分のやっていることが正しいことなのかを常に照らし合わせることが大切だと考えております。

 

最後までお読みいただきありがとうございます!

 

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